バッドエンドで丁度好い

手前の海馬と大脳新皮質は、とうの昔に腐ってしまってるわけよ。 私に関する部分だけ。 そこだけぽっかり穴空けて、そこに何埋めてるわけ? テキトーな女でもつっこんどくのが丁度好いね。 貴方の幸せを願っているよ。 長い睫毛に舞って落ちた真っ白い雪 赤…

要らない脳みそをあなたの病院の先生から取って貰って ホルマリンにつけて父の隣に置いて そのほかは火葬場に持って行って 棺には七五三の時撮ったみんな笑顔の写真を入れて 花は桜を全面に敷き詰めて 枝を折ってきて顔の周りに置いて 足の裏に張り付いた硬…

You always hurt the ones you love

母の愛は強いし偉大だ 無性に涙が出て耐えられなくて、震えた指で母の番号を押した お互いしんどいことたくさんあるね 年老いた背中や皺の増えた手を見るたびに胸が痛むね私は母を守らなくてはいけない 父との約束 守れるかな家の荷物全部持っていけよ 服もH…

お前の肝臓

壁にもたれかかってゲロを吐くサラリーマン 電車でぶつかってくる髪の毛が汚い女 誰とラインしてんだよ 噂話が大好きな下衆 他人行儀 都合よく連絡してくる男 カラコン買いに並ぶ風俗嬢 19歳の頃人生を狂わせた7つ上の男 煙草と同じ 命があるうちが花 渋…

猛雨だ。水滴が落ちる前髪が目に掛かり、額に張り付き、鬱陶しく思う。 失うものはもう何も無いはずなのに、また部屋の扉を開けたら、私はきっといつものように口角をあげて、嘘くさい作り笑顔をするんだろう。 昨晩は今日の猛雨が嘘のように晴れていて、黄…

まだみんな生きてる?私は?

2008年の曲は未だに丸くて甘くて 可愛い包装紙の中で溶ける日を想ってる。 新しいマルタンのコートはおだやかなグレーで 肩幅よりすこし大きい。なぜかシロップのにおいがする。 遠くの国のひつじさんが わたしを寒さから守ってくれる。 濡れた枯れ葉が重な…

てめーはもともと屑だろーがよ

なんで、人って、気に食わない人の行動ほど見たがったりするんだろう。 めんどくさいね、そういうの大嫌いだ。 アー毎日ありえないことばっかりで楽しいなー

中秋の名月

この日記はそろそろ6年か7年か8年か、そのくらいやっているのか 皺は年々増えても 精神年齢は8か9かその位のまま ルンペンが寝泊まりするような黴と虫と怨念まみれの場所から、 とりあえず人間は暮らせるような部屋に移ってきてから半年経った その部屋…

ボスケテ

地獄で履く可愛いサンダルが欲しい焼けてしまった草の匂いとそこに降る雨舌の裏側の水泡の数を数える落ちくぼんだ目にカラコン入れてプリクラを撮る撮りたいあの子はあなたの事なんか眼中に無いのに夢の事引きずり回してんじゃねえよ おばあさんごめんなさい…

ネルケンの中の私は19歳だった

悲しいバイオリンは響く、 レコードのまわる音が続く、 砂の上を歩くような拍で。睡眠薬を飲む習慣のある人は、あのときの記憶をなくしてしまっている。 どこの屋上から高円寺の街を一望したのだろう?彼のバイト先までの道順は? とうの昔に胃液で溶けてし…

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25歳になりました。 ただただ笑う事にも慣れて 人を欺く事にも慣れました。 早く死んだ方が良いと思います。

胞子

葬式の日は暖炉の前で箸を折りました。米粒を黒い絵の具で染め、新郎新婦にまいてあげました。焼けた肉の匂いがしたのでよだれを垂らしながら骨を箸で拾い上げ、骨壺にいれました。あのこの好きだった小さい飴と、13ドル、この間抜けた私の親知らずも一緒に…

しっとりした二の腕の夜でした

きょねんの8月 たんじょうびのまえで記事が終わっている 時間はすぎていくのね あんなに悲しかったことも いまでは思い出と言う名前のひとくくり

12月が来て 目が覚めたら 私のこと 思い出して盆が来て 野菜を眺めながら 考える

剃刀で眼を切ろうなんて思わないね

マラノーチェ

腹が減らない程度に思い出を持っていれば良いのか 思い出にしか生きられない私はどうすれば良いのだろうか 甘いふんわりした空気の中 雲のような場所で生きてきた私はこれからどうなるのだろうか 誰を生かして誰を泣かせて 誰とすれ違って誰をやさしく撫でる…

登る前に落ちて

この写真を撮った時は春だった 雪みたいな桜だった

持ってきたものばかり

あの隙間の、あたたかいもの。

帝国

sally.

今夜だふ

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bara no ,,

taxi.

化粧